悩みながら買った初めてのZIPPOと一押しのかごバッグ

私が初任給で買ったものは、
一番感謝を伝えたい存在の両親と兄弟へのプレゼントでした。

当時、喫煙者だった父親へは真っ青なZIPPOで名前入りのものを、
ファッションが好きな母親へはINGNIのちょっとカラフルで珍しいかごバッグを。

義兄と姉へは、当時流行っていた、
イニシャル入りのお揃いのトートバッグを、
同じ百貨店内をグルグル回って、
迷いに迷って買いました。

そして、自分には仕事でも使えるカバンを買いました。

もともとあまり頻繁に旅行のお土産をあげたり、
プレゼントをしあうような家ではなかったので、
驚かれたのと同時に、
両親からは自分の欲しいものを買えばよかったのにと言われたのを鮮明に覚えています。

口ではそう言っていましたが、
タバコを吸わなくなった今でも父のカバンにはZIPPOが入っていますし、
母は、タンスにしまったこの時のかごバッグを、
たまに取り出しては拭き掃除をしてくれているのを見ていますので、
きっと喜んでくれていたんだろうなと思います。